
IMCDジャパン合同会社が日本初上陸を果たした新しいスキンケア原料、Hydroxysomes® Retinaldehyde(ヒドロキシアパタイト、レチナール)が注目を集めています。この成分は、安定化が難しいとされるレチナールを、革新的なデリバリーシステムによって刺激を抑えつつ皮膚への浸透性を高めたものです。
ビタミンAの一種であるレチノールは、年齢肌に悩む多くの人々に知られていますが、その効果を発揮するには肌内での代謝が必要で、実際にどれだけの効果が得られるのか疑問視されていました。一方、レチナールは代謝を経ずに直接レセプターに結合できるため、その可能性が期待されていましたが、これまで安定化が難しく、刺激性もあって化粧品原料としては利用が困難でした。
しかし、LSC社が開発したHydroxysomes®によって、レチナールの安定化と高い浸透性が実現され、すでに海外での販売実績もあるこの成分が日本市場に登場しました。IMCDジャパンのビジネスユニットマネージャー、茂住氏は「この成分は、誰でも簡単に配合できる優れた特性を持ち、環境にも優しいスーパーヒーロー成分です」と語ります。
LSC社の創業者であるZari女史は、医療の分野での経験を生かし、皮膚デリバリーの革新を目指して企業を設立。彼女の情熱と努力は100以上の国際特許に結実し、ついに日本市場への導入が実現しました。IMCDジャパンは、グローバルなネットワークを活用し、化粧品メーカーに向けてこの画期的な原料を提案していきます。
この新しいスキンケア成分は、ビタミンAトレンドの中で注目される存在となり、多くの人々の美容と健康に寄与することが期待されています。IMCDジャパンがもたらすHydroxysomes®の世界に、ぜひご注目ください。
コメント