
神奈川県茅ケ崎市に位置する株式会社chitree organic(チーツリー オーガニック)は、創業以来初の本格的なリブランディングを実施しました。この新たなブランドイメージは、2025年6月22日から公式サイトで公開され、創業者おちづの「頭の中の風景」をもとに描かれたイラストが特徴です。イラストは、家族やお客様との思い出を象徴するもので、制作を担当した鎌倉在住のデザイナー秋山祥子氏との対話を通じて形になりました。原画は藤沢市の直営店で展示される予定です。
さらに、リブランディングに合わせて制作された映像作品は、「自分を愛す」という理念に立ち返り、店主おちづの少女時代の記憶や娘すみれとの日々を反映しています。約9分40秒の映像は、海辺で舞う少女やピアノの旋律を通じて、観る人の心に静かに寄り添う構成となっています。
特に注目すべきは、2025年6月7日に開催されたクローズドイベントで、長年の愛用者14名が新しいブランドムービーとイラストの初公開に立ち会い、制作に込められた想いや過程が語られました。このイベントは、chitree organicが“商品を届ける”だけでなく、“想いを共有する場”としての新たな歩みを始めるきっかけとなりました。
リブランディングは、chitree organicの「商品をつくること=表現である」という姿勢を体現しており、今後はブランドロゴやパッケージデザインの見直しも予定されています。おちづは、16歳でロサンゼルスに渡り、帰国後に自身の病気をきっかけに「chitree」を開店。彼女の理念である「自分を愛す」を通じて、より良い生活を提案し続けています。
このリブランディングを通じて、chitree organicは「森」のように有機的な関係性を育むことを目指し、今後も人々の心に寄り添う商品を提供していくでしょう。詳細は公式サイトやSNSで確認できます。
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