2024年11月27日と28日の2日間、和歌山城ホールで開催される「第37期竜王戦第5局和歌山対局」に向けて、藤井聡太竜王と佐々木勇気八段に提供されるメニューが発表されました。名付けて「勝負めし」「勝負おやつ」「勝負ドリンク」として、和歌山市内の28店舗から自慢の料理が計30品選ばれたメニューブックが完成し、観光施設やイベントを通じて観光客に和歌山市の食の魅力を伝える役割を果たします。
このメニューブックには、和歌山の豊かな自然が育んだ食材や地元の特色を生かした11品の「勝負めし」、11品の「勝負おやつ」、8品の「勝負ドリンク」が掲載され、対局中の昼食やおやつ、ドリンクとして棋士たちに選ばれる予定です。メニューブックは令和6年10月14日から一般販売され、同日より配布が始まります。
メニューの選定にあたっては、153品の応募があり、審査員には和歌山の食に関するインフルエンサーやフードアナリストなどが名を連ねました。審査基準としては、和歌山の魅力や食材の使用、独自性、見栄えなどが評価され、選ばれたメニューは地域の特性を色濃く反映しています。
また、和歌山市では地域学習の一環として、小学生や中学生を対象に、選ばれたメニューの試食や事業者へのインタビューを行う機会を提供します。参加者は無料で、応募は10月31日まで受け付けられ、抽選で選ばれた8名が参加できることになっています。このインタビューの内容は、和歌山市の広報番組や公式noteに掲載される予定です。
さらに、11月17日には「将棋の日」に合わせて開催される「和歌山将棋フェスティバル」で、竜王が選んだ「勝負めし」の食事券が特典として提供されることも決定しました。このイベントは、将棋を愛する人々が集まり、和歌山の食文化を楽しむ機会となるでしょう。
和歌山の「食の魅力」を存分に感じられるこの機会をお見逃しなく、ぜひ足を運んでみてください。
