猛暑が続いた夏が過ぎ、秋の訪れを感じる今日この頃、食欲の秋を満喫したい方にぴったりのスイーツスポットを紹介します。それは、大阪の「grenier(グルニエ)」という焼き菓子専門店です。梅田と北浜に店舗を構え、特に食べ歩き用のミルフィーユが話題を呼んでいます。
「grenier」は2022年にオープンし、梅田の阪急グランドビル1階という好立地に位置しています。北浜店も半年後にオープンし、客層は異なるものの、提供する商品は同じです。北浜店の内装は、フランス語で「屋根裏部屋」を意味する名前にふさわしく、隠れ家的な雰囲気が漂っています。
店長の秋山さんは、洋菓子店での経験を生かし、焼き菓子と紅茶の専門店を立ち上げました。店内には約20種類の焼き菓子と、フランス・リヨンの紅茶「CHA YUAN」が並び、シンプルながらも心を安らげる空間が広がっています。特に注目すべきは、毎朝焼き上げられるパリパリのミルフィーユです。自家製のカスタードクリームがたっぷり詰まったこのスイーツは、ボリューム満点で、食べごたえがあります。
取材時には、シャインマスカットと和栗を使ったフルーツミルフィーユがあり、特にモンブランミルフィーユはクリームが豊富で、カシスのクランブルがアクセントになっています。食後のデザートとしてはかなりの満腹感を得るため、余裕を持って訪れることをおすすめします。
「grenier」はテイクアウト専門店であり、店内での飲食はできませんが、持ち帰り専用の箱も用意されています。ミルフィーユだけでなく、焼き菓子もぜひチェックしてほしいところです。保存料やマーガリンを使用せず、自然な素材で作られた焼き菓子は、身体にも優しく、フィナンシェやマドレーヌ、ガレットブルトンヌなど、どれも魅力的です。
また、オンラインショップではクッキー缶や個別の焼き菓子が購入可能で、自分へのご褒美や手土産にも最適です。大阪でのスイーツ巡りにぜひ「grenier」を加えて、秋の味覚を楽しんでみてはいかがでしょうか。