春華堂、世界初の商業利用第一号として商業ロボット受粉ファーム導入を発表

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春華堂、世界初の商業利用第一号として商業ロボット受粉ファーム導入を発表 店舗情報

有限会社春華堂は、静岡県浜松市に本社を構え、1887年に創業した伝統ある和菓子屋です。2024年には137周年を迎え、長年にわたり厳選された素材と職人の技にこだわったお菓子作りを続けてきました。特に、浜名湖名産の「うなぎパイ」はその代表的な商品で、60年以上の歴史を誇ります。春華堂は、地元に根付いた菓子作りを通じて、地域文化の発信にも力を入れています。

最近、春華堂はイチゴの完全自動栽培ソリューションを提供するHarvestX株式会社と提携し、世界初の商業用ロボット受粉ファームを導入することを発表しました。この発表は2024年11月8日に浜松市内で行われた記者会見で行われ、浜松市長やメディア関係者が出席しました。新たに導入されるロボット受粉ファームは、イチゴの管理や授粉を自動化し、春華堂の商品に多く使用されるイチゴの安定生産を実現します。これにより、季節変動や味の安定性といった課題を解決し、年間を通じて美味しいイチゴスイーツをお客様に提供できることが期待されています。

このファームは、浜北スイーツコミュニティ「nicoe」に設置される予定で、来場者はその様子を直接見ることができるという新しい農業の可能性を体感できる機会が提供されます。ファームの引き渡しは2024年12月20日を予定しており、2025年4月から稼働し、収穫が始まります。

春華堂は、2005年に「うなぎパイファクトリー」を開設し、2014年には子供向けの「浜北スイーツ・コミュニティ nicoe」を開業しました。また、2021年には浜松の観光名所として複合施設「SWEETS BANK」を運営し、2024年には東急プラザ原宿に「HOW’z」というカフェレストランをオープンしました。これらの取り組みは、春華堂が掲げる経営理念「温故創新」に基づいており、伝統を重んじつつも進化を続ける姿勢を示しています。

春華堂は、これからも地域に根ざしたお菓子作りを通じて、食文化の発展に寄与し続けることでしょう。公式サイトやSNSを通じて、最新情報を発信しています。

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