福島県鏡石町は、寒暖差のある気候と肥沃な土壌に恵まれ、甘い果樹など豊かな農作物が育まれています。この町と八芳園は2021年に包括的連携協定を結び、地域の農産物や加工品の開発を通じて持続可能な農業の推進を目指しています。今回、八芳園交流コンテンツプロデュースが主催するポップアップショールームが開催され、鏡石町の魅力を多くの人に知ってもらう機会となります。
まず、2024年12月4日から8日まで原宿の「dotcom space Tokyo」で『Farmer’s Café & Sweets ~100% Made in Kagami-ishi』が行われます。このイベントでは、八芳園シェフが考案した限定メニューを提供し、鏡石町の農作物や生産者の魅力を映像や展示で紹介します。特に、幻の苺「ふくはる香」を使用したクロッフルや、福島オリジナル米「天のつぶ」を用いた黒カレーなど、地域の食材を活かしたメニューが楽しめます。
続いて、12月9日と10日には「東京シティアイ パフォーマンスゾーン」で『農家の本気 食と暮らしの魅力フェア~100% Made in Kagami-ishi~』が開催されます。こちらでは、鏡石町の農産物や特産品の販売に加え、移住・就農についての情報提供や、公式キャラクター「牧場のあーさー♪」の登場、来場者参加型の「りんごツリー」作りなど、多彩なコンテンツが用意されています。
イベントでは、鏡石町の農家たちが育てたりんごや洋梨を使用したスイーツも販売され、特に「ふじ」林檎を使ったバターケーキや「ル・レクチェ」の生クリームロールケーキは見逃せない一品です。また、移住体験者による相談コーナーや、農家のこだわりを紹介する展示も行われ、地域の魅力を存分に感じることができます。
このポップアップショールームを通じて、福島県鏡石町の豊かな食文化や農家の情熱に触れ、地域の魅力を再発見する機会となることでしょう。