銀座アスター本店は、今年で98周年を迎え、長年にわたり本場の中国料理を日本に紹介し続けてきました。60年以上前から中国各地に調理人を派遣し、広東料理の技法を学ぶことで、多様な日本の食材を活かした料理を提供しています。特に、四季を大切にする日本の感性に合わせて旬の食材を使用し、長年培った技術で季節ごとのおすすめ料理を展開し、多くのお客様にご好評をいただいています。
現在、12月2日から3月2日までの期間限定メニューとして、鮟鱇の肝のソースを使用した海鮮料理や、上海蟹の味噌を贅沢に使った餡かけご飯が登場しました。広東料理は「食は広州にあり」と言われるように、豊富な山海の食材をシンプルに調理するスタイルが特徴です。銀座アスターでは、この技法を駆使し、海老や帆立、サーモン、旬の中国野菜を炒め、鮟鱇の肝を蒸して作ったオリジナルソースが、海の幸の味わいを引き立てています。
上海蟹のシーズンに合わせて提供される餡かけご飯は、蟹のほぐし身と味噌を贅沢に使い、紹興酒で風味付けされた餡を自分でご飯にかけて楽しむスタイルです。付け合わせの香酢を加えることで、味わいの変化も楽しめます。さらに、銀座アスターではスイーツにも力を入れており、特に紹興酒とビターなチョコレートを使ったムースは、シンプルながらも奥深い味わいを提供しています。
また、期間限定の“梨の桂花陳酒のパフェ”は大好評で、予約も入るほどの人気を誇ります。金木犀の香りを白ワインにうつした贅沢な中華風パフェには、様々な食材が使われており、見た目の美しさだけでなく、身体にも優しいスイーツとしても注目されています。
銀座アスター本店では、ティーコーナーも設けており、厳選された中国茶やデザートを楽しむことができます。お買い物の合間や友人との待ち合わせなど、気軽に立ち寄れる場所として、多くのお客様に愛されています。中国料理専門店としての歴史を持つ銀座アスターは、今後も伝統を守りつつ、新しい料理の提案を続けていくことでしょう。
