ふんわりしっとりとした口当たりで、まるでベルベットのような滑らかさを持つ新しいバウムクーヘンが誕生しました。この焼き菓子は、南米コロンビアのトゥマコ産カカオを使用した70%のビターチョコレートを贅沢に使い、口に含むと柑橘やスパイスを思わせるエキゾチックな香りが広がります。深みのあるコクが濃厚で、まるで生チョコレートを味わっているかのような特有の食感が特徴です。
このバウムクーヘンは、焼き菓子でありながらムースのようなしっとりとした柔らかさを持ち、極限までレアに焼き上げた全く新しいスタイルを追求しています。第一弾のチョコレートバージョンは、カカオの豊かな味わいを最大限に引き出すために考案された特別なレシピで、まるでチョコレートムースを焼き上げたかのような不思議な味わいを実現しました。このユニークなお菓子は、「驚異」や「不思議なもの」といった意味を込めて、WONDER BAUMと名付けられました。
この驚くべきバウムクーヘンを生み出したのは、小山進氏です。1964年に京都で生まれ、2003年に兵庫県三田市に「パティシエ エス コヤマ」を開業しました。彼はフランスのショコラコンクール「C.C.C.」で11度の最高位を獲得し、2019年には「世界のトップ・オブ・トップ ショコラティエ100」の一人として表彰されています。彼の活動はパティシエやショコラティエにとどまらず、絵本の出版など多岐にわたり、エスコヤマの世界観を通じてモノづくりの魅力を発信しています。
「パティシエ エス コヤマ」は、1,500坪の広大な敷地にパンやチョコレートの専門店、お菓子教室、ギフトサロンを併設し、訪れる人々に五感で楽しめる空間を提供しています。お菓子の香りが漂う中、四季折々に変化する庭の草花やユニークな銅人形が点在し、驚きと喜びをお菓子に吹き込むことをコンセプトにしています。小さなお子様からお年を召された方まで、幅広い世代のお客様に美味しさと楽しさを届けるため、日々新たなお菓子の創作に励んでいます。