# 京都の隠れ家カフェ「cafe cirque」の魅力
京都・上京区の静かな通りに佇む「cafe cirque（カフェ シルク）」は、フランスの街角を思わせるタルト専門店であり、2023年3月にオープン以来、その独特の雰囲気と美味しさで多くの人々を魅了しています。店内に一歩足を踏み入れると、アンティーク家具や花々に包まれたフレンチアンティークの世界が広がり、まるで異国の地に迷い込んだかのような非日常的な体験が待っています。
## フランスの風を感じる空間
「cafe cirque」は、オーナーがフランスの美しい街並みや風景から受けた癒しを日本で再現したいという想いから生まれたお店です。店内には50〜100年ものヨーロッパアンティークが並び、特にフレンチドアを再利用した窓枠や引き出し付きのテーブルは、どこか懐かしさを感じさせます。無数のドライフラワーが吊るされた天井は、まるで花のトンネルの中にいるような感覚を与え、訪れる人々の心を癒すのです。
## 季節ごとに変わる手作りタルト
「cafe cirque」のショーケースには、季節ごとに変わる9種類のタルトが並び、すべて手作りで提供されています。オープンキッチンから漂う甘い香りは、食欲をそそり、どのタルトを選ぶか迷う時間も楽しさの一部です。タルト生地やダマンドクリームは素材やフィリングごとに変えられ、全ての層が絶妙なバランスを生むように設計されています。
## おすすめタルトの紹介
今回、特におすすめのタルトを3種類ご紹介します。まずは「抹茶ティラミスタルト」。抹茶を練り込んだタルトレットの中には、有機小豆入りの宇治抹茶ガナッシュと抹茶スポンジが隠れ、マスカルポーネを使った抹茶クリームがたっぷりと乗っています。抹茶の風味がしっかりと感じられつつも、苦味は控えめで小豆の甘さがアクセントになっています。
次に王道の「イチゴタルト」。アーモンドのつぶつぶ食感が楽しいダマンドクリームを詰めたタルトレットに、カスタードクリームと国産苺、ホイップクリームでデコレーションされています。一口頬張ると、苺のジューシーさとクリームの甘さが口いっぱいに広がり、どこか懐かしい安心感を与えてくれます。
最後は「りんごとサツマイモのタルト」。サツマイモを加えたダマンドクリームとキャラメリゼしたりんごがトッピングされており、サツマイモの優しい甘みとりんごの食感が絶妙なハーモニーを奏でています。この季節ならではの味覚を楽しめる一品です。
## 進化を続ける「cafe cirque」
オープンから2年目を迎えた「cafe cirque」は、オーナーが「まだまだ未完成」と語るように、日々変化を楽しみながらより良いお店を目指しています。お客様の声を大切にし、より癒される空間を作りたいという姿勢が印象的です。また、夜には「ヨルシルク」として営業することもあり、昼間とは異なる雰囲気を楽しむことができます。
「cafe cirque」は、美味しいタルトを提供するだけでなく、訪れる人々に特別な時間を届けてくれます。アンティーク家具や美しい花々に囲まれた空間で、心もお腹も満たされる体験をぜひ味わってみてください。京都を訪れる際には、ぜひ立ち寄りたい隠れ家カフェです。
## 店舗情報
– **店名**: cafe cirque（カフェ シルク）
– **住所**: 京都府京都市上京区元伊佐町271−10 葛城ビル 1階
– **営業時間**: 11:30〜17:00
– **定休日**: 月曜日
このカフェでの特別な時間が、あなたの京都旅行をより一層素敵なものにしてくれることでしょう。
