スイーツメディア編集長が正直に書く“ミスド×ピエール マルコリーニコラボ”の是非

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スイーツメディア編集長が正直に書く“ミスド×ピエール マルコリーニコラボ”の是非 新作スイーツ

1月10日から期間限定で販売が始まる「misdo meets PIERRE MARCOLINI」のコラボレーションドーナツを試食する機会がありました。このコラボは2021年に続くもので、今回は5種類の新作が登場します。価格は340~360円と、前回よりも若干の値上がりが見られますが、企業努力が感じられる価格設定です。

このドーナツは全国の人々が楽しむことを前提に作られており、特にスイーツ店が少ない地域に住む方々にとっては貴重なご褒美となるでしょう。私自身、主婦向けの雑誌で取材を行ってきた経験から、節約を意識する家庭の事情を理解しています。全品を揃えると1348円という価格は、特別な日のおやつとして十分に楽しめるものです。

見た目も華やかで、特に「ショコラ ノワゼット」はクリームの口どけが素晴らしく、今回のために開発されたドーナツ生地と二度掛けされたチョコのリッチさが印象的です。ただし、個人的な感想としては、ピエール マルコリーニの特徴があまり感じられなかった点が残念でした。美味しさの基準は人それぞれですが、コラボレーションの意義を再考する必要があると感じました。

「ショコラ・フランボワーズ ファッション」や「ショコラ・ムー ファッション」は美味しいココアの風味が楽しめますが、マルコリーニのカカオ本来のフルーティーさをもっと感じたかったというのが正直なところです。唯一、パイの「ショコラ ダマンド」には彼らしさを見出すことができました。

今後のコラボレーションに期待したいのは、プレミアムな価格帯のアイテムの追加です。多様化する価値観に応じた商品展開があれば、より多くの人々に楽しんでもらえるのではないでしょうか。次回のコラボがあれば、ぜひ楽しみにしたいと思います。

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