京都丹後鉄道を運行するWILLER TRAINS株式会社は、2025年4月から9月にかけて「丹後くろまつ号」の春夏コースを運行することを発表しました。このレストラン列車は、絶景や食、文化、歴史など、丹鉄沿線の魅力を存分に楽しむことができる特別な体験を提供します。
新しいコースでは、3つの魅力的なメニューが用意されています。まずは「モーニングコース」。福知山から天橋立までの約1時間40分の旅では、緑豊かな「森の京都」から美しい海の景色へと変わる様子を車窓から楽しむことができます。料理は、但馬の新鮮な野菜や海の幸を使用したトルティーヤと、丹波茶を使ったデザートが特徴です。
次に「ランチコース」では、日本最古の浦嶋太郎の伝説にちなんだ御膳が提供されます。琥珀和牛ステーキや丹後ばら寿司など、地元の食材をふんだんに使った豪華なメニューが楽しめるのが魅力です。このコースでは、奈具海岸や由良川橋梁などの絶景ポイントをゆっくり眺めながら、特別なひと時を過ごせます。
最後に「スイーツコース」では、季節のスイーツを堪能できます。舞鶴抹茶やヒラヤミルクを使用したスイーツは、見た目にも美しく、甘さ控えめで夏にぴったりのメニューが揃っています。特に、レモンのシュークリームや桜のフィナンシェは、季節を感じることができる逸品です。
これらのコースは、いずれも定員20名の少人数制で、運行日は金曜日から日曜日、祝日となっています。予約は3ヶ月前の同日午前10時から受け付けており、特別な体験を求める方には見逃せない機会です。丹後の美しい自然と絶品の料理を楽しむこの旅は、日常を忘れさせてくれる非日常的な時間を提供してくれることでしょう。
旅行の計画を立てながら、ぜひこの機会に丹後くろまつ号の魅力を体感してみてはいかがでしょうか。公式予約ページからの申し込みをお待ちしています。