京都・嵐山を訪れる際にぜひ立ち寄りたいスイーツ店として、「京都 金ノ華 嵯峨嵐山店」をご紹介します。JR嵯峨嵐山駅から徒歩約1分という便利な立地に位置し、焼き栗やさつまいもを使用した絶品スイーツが楽しめるこのお店は、散策の合間にぴったりです。運営母体は八百屋であり、自社の新鮮な食材を使ったスイーツを提供したいという思いから、2021年にオープンしました。コロナ禍という厳しい状況の中でも、テイクアウト需要が高まり、今では行列ができるほどの人気店へと成長しました。
ここで注目したいのが、2024年に新登場した「モンブラン芋団子」です。SNSで話題となり、月7000本を売り上げるヒット商品となっています。もちもちの餅にさつまいもを練り込んだ餡を包み、注文後にクリームを絞るというスタイルが魅力で、和菓子と洋菓子のハイブリッドスイーツとして楽しめます。フレーバーは、和栗、宇治抹茶、京ほうじ茶、あまおうの4種類があり、特に抹茶味が人気です。クリームを絞る瞬間を見られるのも、訪れる楽しみの一つです。
さらに、「嵐山モンブラン」も見逃せません。ふんわりとしたロールケーキに甘さ控えめのカスタードクリーム、渋皮栗がトッピングされ、クリームは栗と砂糖のみで作られているため、和栗の濃厚な味わいがダイレクトに楽しめます。見た目のボリューム感とは裏腹に、甘さが控えめなので、散策のお供に最適です。
また、「パリパリ大学芋」は、手作業で薄くスライスしたさつまいもを串に刺して揚げたユニークな一品で、カリッとした食感が癖になります。その他にも、細めの芋けんぴやカップカフェなど、芋と栗を堪能できるメニューが揃っています。
今後はオンラインショップの展開も予定しているものの、絞りたての香りを大切にするための工夫が求められています。イベント出店にも力を入れており、実演販売の機会も増えることでしょう。嵐山散策をより楽しいものにしてくれる「金ノ華 嵯峨嵐山店」で、美味しい芋と栗のスイーツを片手に、京都の風情を感じるひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。