Dari K株式会社は、京都を拠点に持つチョコレートブランドで、株式会社良品計画と協業し、2025年1月8日から季節限定で新たなチョコレートを発売することを発表しました。この新商品は、独自の発酵技術を用いたライム発酵カカオを使用し、全国の無印良品の店舗やネットストアで入手可能となります。
チョコレートは、ワインや日本酒と同様に発酵食品とされ、カカオは収穫後に数日間発酵させることで、香り豊かなアロマが生まれます。今回の新商品には、インドネシア・スラウェシ島産のカカオが使用されており、ライムを加えた発酵によって、果汁や香料を足すことなく、自然な柑橘の酸味と爽やかな風味を楽しむことができます。
ラインアップには、ライム発酵カカオを生かしたボタン型チョコレート（390円）、チョコがけカシューナッツ（490円）、チョコサンドクッキー（490円）が含まれ、どれも爽やかな香りや軽やかな食感が特徴です。Dari Kは、カカオの栽培と発酵を手がけ、生産者の手取り収入を増やす仕組みや、持続可能な農業を推進するアグロフォレストリーなど、地域に根ざした活動を行っています。
良品計画は「感じ良い暮らしと社会」をテーマに、生活者の暮らしを豊かにする商品を提供しており、今回の協業は双方の理念の共鳴から生まれました。新商品の発売に合わせて、東京と大阪でイベントを開催し、発酵の違いを体感できるチョコレートの食べ比べや、カカオ豆からチョコレートになる過程を知る機会を提供します。特に、インドネシアの農家も招かれ、リアルなカカオ産地の状況を直接聞くことができる貴重な体験となるでしょう。
イベントは無印良品銀座とグランフロント大阪で行われ、各回20名までの予約制です。詳細は各店舗のページで公開予定で、参加者は新しいチョコレートの魅力を深く理解できる絶好のチャンスとなります。
Dari Kと良品計画のコラボレーションによって生まれた新商品は、持続可能なカカオ産業への取り組みを反映し、消費者にもその価値を伝える素晴らしい機会となります。興味のある方は、ぜひ新商品の発売を楽しみにしておいてください。
