福岡県福岡市東区に位置する国営海の中道海浜公園では、春の訪れを告げる華やかな花々が見頃を迎えています。特におもちゃ箱花壇では、約10万本のスイセンと120本のウメが咲き誇り、訪れる人々を魅了しています。
水辺には、特に目を引く黄色いセイヨウスイセンが8万本咲き、今年は例年より2,000本も増えて、より一層の彩りを添えています。さらに、白く爽やかなニホンスイセンも共演しており、これらの花々が織り成す風景は、春の甘い香りに包まれています。スイセンの見頃は、ニホンスイセンが3月上旬まで、セイヨウスイセンは3月下旬まで楽しめる予定です。
また、ウメも見逃せません。こちらは3月上旬まで見頃を迎え、120本のウメがその美しさを披露しています。ウメは中国原産で、バラ科に属する花です。これらの花々は、訪れる人々に春の息吹を感じさせてくれることでしょう。
さらに、公園内にはフォトスポットも登場し、黄色のトビラや風車の花絵が設置されています。風車はカラカラと音を立てながら回り、視覚だけでなく聴覚でも楽しませてくれます。思わず足を止めて写真を撮りたくなるスポットが点在し、訪れる人々の心をつかんで離しません。
週末限定で出店するキッチンカーでは、クレープやホットコーヒーなどの美味しいメニューが楽しめます。花々を眺めながら、ほっと一息つくのも良いでしょう。出店は3月9日(日)まで行われているので、ぜひこの機会をお見逃しなく。
国営海の中道海浜公園は、博多湾と玄界灘に囲まれた美しい砂州状の地形「海の中道」に位置し、広大な350ヘクタールの敷地を有しています。四季折々の花々や動物たちとのふれあいを楽しむことができるこの公園は、2022年に新たに誕生した「光と風の広場」でも、憩う・学ぶ・遊ぶ体験を提供しています。
春の訪れを感じるこの公園で、ぜひ自然の美しさを堪能してみてはいかがでしょうか。詳細は公園の公式ホームページやSNSでチェックしてください。