今回のグルメ探訪は、大阪・梅田の「グランフロント大阪」にある「パティスリー STRESSED(ストレス)」から、SNSで話題の「バラのシュークリーム」をご紹介します。このシュークリームは、インターコンチネンタルホテル大阪の1階に位置し、ラグジュアリーな雰囲気の中で楽しむことができます。店内は大きなガラス窓から緑豊かな庭が見え、穏やかな時間を過ごせる空間です。
「STRESSED」という名前には、「おいしいデザートを食べて日々のストレスから解放されてほしい」という想いが込められています。驚くべきことに、今回のシュークリームは若手パティシエールが考案したもので、彼女の情熱が形になった一品です。シュークリームの名は「林檎とキャラメルのダブルシュークリーム」。紅玉を使った林檎のコンポートが、見た目の美しさだけでなく、味にも深みを与えています。
シュー生地は「ザクザク」とした食感を追求し、特別なクッキーシューが用いられています。さらに、キャラメル入りのカスタードと生クリームのダブルクリームが詰められており、林檎の優しい甘さとキャラメルの風味が絶妙に絡み合います。シェフは「バラが主役であるため、キャラメルクリームを選んだ」と語り、見た目の美しさにもこだわりが感じられます。
また、パティスリーには他にも魅力的なプティガトーが並び、12名のパティシエがそれぞれの個性を活かしたスイーツを考案しています。例えば、林檎のムースは爽やかな香りが特徴で、同じ素材でも異なるアプローチで楽しめます。さらに、濱本シェフが手がけた「スパイスチョコレートとユズのムース」は、食感と味わいの両方で高い完成度を誇っています。
「STRESSED(ストレス)」のシュークリームは秋限定で、数量も限られているため、早めの訪問をおすすめします。若手パティシエの努力と成長を感じながら、ぜひこの美しいスイーツを味わいに足を運んでみてはいかがでしょうか。