1957年に創業し、フランスの美食家をも魅了する名店「ルノートル」が麻布台ヒルズに新たな店舗をオープンしました。この新店では、ルノートルのディレクターが日本のために考案した限定メニューや、日本初上陸のマカロンなど、多彩なスイーツを楽しむことができます。10月11日にオープンした「ルノートル 麻布台ヒルズ店」には、全20席のカフェスペースがあり、ケーキや店舗限定のカフェメニュー、ドリンクも揃っています。
ショーケースには、他店でも人気のフィナンシェや、ルノートルのスペシャリテ『フイユ・ドトンヌ』が並び、ガラス壁で仕切られた工房では、フィナンシェが焼かれる様子を眺めることができます。オープンイベントには、フランス本国から来日したクリエーション・ディレクターのGuy Krenzer氏やCEOのOlivier Voarick氏、日本展開を担うL.N.JAPONの中島慎介氏が登壇し、多くのスイーツ専門家が集まりました。
このカフェでは、ここでしか味わえないデセールやスイーツとドリンクのセットが登場します。特に注目すべきは、『プロフィットロール・オペラ』という新しいデザートです。これは、伝統的なケーキ『オペラ』をシュー生地にアイスクリームやチョコレートソースを組み合わせて再構築したもので、日本のカフェ文化に合わせて作られました。Guy Krenzer氏は、日本のルノートルのシェフと共に、コーヒーと相性の良いスイーツを目指したと語ります。
アイスクリームを挟んだクッキーシューは、香ばしさとさっくり感が絶妙で、コーヒーアイスのほろ苦さが大人の味わいを引き立てています。また、グアマテラ産コーヒーを使ったジュレとチョコレートサブレも絶品で、どちらも単体で楽しむ価値があります。
さらに、フイユ・ドトンヌをパルフェにした『パルフェ・フイユ・ドトンヌ』や、ルノートルの代表的なお菓子12種を紅茶やコーヒーと共に楽しむ『ル・グテ・ドゥ・ルノートル』もあり、季節限定メニューも豊富で、何度訪れても新たな発見があります。
そして、日本初登場のマカロンは全6種で、しっとり感と軽さのバランスが絶妙です。小さめのサイズは食べやすく、豊かなハーモニーを楽しむことができます。お店には、こちらも日本初のコンフィチュールやギフトも揃い、麻布台ヒルズに新たな名所が誕生しました。ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。