冬が近づく中、アイスクリームの人気は年々高まっている。そんな中、今年9月に大阪市西区・南堀江にオープンしたアイスクリーム専門店「nöjd(ヌイド)ICE CREAM」を訪れた。この店の名前はスウェーデン語で「満足」を意味し、心と身体を満たす美味しい体験を提供することを目指している。
店内はアースカラーで統一されたシンプルなデザインで、12種類以上のフレーバーが並ぶショーケースが目を引く。オーナーの三好克也さんは、神戸北野ホテルでの10年以上のパティシエ修行を経て、自身のブランドを立ち上げた。「食」の安全性と美味しさを追求する中で、アイスクリームが最適な選択肢だと感じたという。
三好さんは、食物アレルギーや健康志向の人々が増える中で、アイスクリームが「安全で幸せな食べ物」としての可能性を秘めていると語る。ケーキに比べて材料をシンプルにできるアイスクリームは、乳成分と糖質だけで作ることも可能で、より多くの人々に楽しんでもらえると考えている。
アイスクリームは「1scoop」または「2scoop」のシンプルなメニューで、どのフレーバーを選んでも価格は同じ。私が選んだラムレーズンとチョコ&チョコブラウニーは、濃厚なチョコレートとラム酒の香りが絶妙に調和し、特別な味わいを楽しむことができた。また、ユニークな「ミックスジュース」もあり、シャーベットにミルクを注いで飲むスタイルが新鮮だ。
さらに、三好さんは和食の修行もしており、アイスクリームだけでなくランチプレートも提供している。鮮度や産地にこだわった野菜を使用し、地域の人々に憩いの場を提供することを目指している。
「nöjd ICE CREAM」は、夏だけでなく冬にも訪れたくなる魅力的なアイスクリームショップであり、今後の展開が非常に楽しみだ。お店の詳細は、大阪市西区南堀江2-1-15に位置し、営業時間は11:00〜18:00、定休日は火曜日である。