東京・池袋に位置する「サンシャイン60展望台 てんぼうパーク」では、1年を通じて多彩な天体観賞会を楽しむことができる。その中でも特に注目すべきイベントが、1月25日(土)から29日(水)に開催される「ダイヤモンド富士」の観賞会だ。この現象は、富士山の山頂に夕日が沈む瞬間に太陽がダイヤモンドのように輝くもので、年間を通じて数日しか見ることができない貴重な光景である。展望台からは視界を遮る建物がないため、天候が良ければその美しい瞬間を堪能できる。
特別な屋上観賞チケットは各日15名限定で販売され、普段は立ち入ることのできないサンシャイン60ビルの屋上から、地上227mの高さでダイヤモンド富士を楽しむことが可能だ。観賞会は毎日15:30から17:30まで行われ、最も美しい瞬間は1月27日(月)に訪れる。料金は大人・子ども一律6,000円に加え、展望台の入場料金が必要となる。
さらに、イベント期間中の1月23日(木)から29日(水)には、てんぼうパークCAFEで「日輪焼き芋パフェ」が販売される。白い粉糖をまぶした青いソフトクリームと、まんまるな熟成焼き芋が添えられ、ダイヤモンド富士をイメージした一品だ。美味しいスイーツを楽しみながら、特別な天体観賞を体験できる。
観賞会当日は、受付後に屋上へ移動し、16:20から17:00までの間にダイヤモンド富士を観賞するスケジュールとなっている。ただし、気象条件によっては観賞できない場合もあるため、事前の確認が必要だ。参加者は安全のため、器具(ハーネス)を着用しなければならない。
「てんたいパーク」では、ダイヤモンド富士の他にも様々な天体観賞イベントが予定されており、1月14日にはウルフムーン、2月12日にはスノームーン、3月14日にはワームムーンを観賞することができる。都会の喧騒を忘れ、特別な時間を過ごすために、ぜひこの機会を逃さず訪れてみてはいかがだろうか。詳細やチケット購入は公式ウェブサイトで確認できる。