食を通じて心をつなぐフードコミュニケーションカンパニー、株式会社ノンピが新たに発表したスイーツ「チチチチーズケーキ」は、バレンタインシーズンに向けて2025年1月19日から2月4日までの期間限定で販売される。このチーズケーキは、環境への配慮と美味しさを兼ね備えたユニークなデザートであり、ケータリングブランドYUKIYAMESHIの寺井幸也が監修している。食品ロス削減に向けた取り組みの一環として、規格外のビーツやコーヒー粕を使用し、無駄にされるはずだった食材を活用することで、持続可能な食文化を推進している。
日本国内では、年間121万トンもの食品ロスが発生しており、特にコーヒー消費に伴うコーヒー粕の廃棄量は約80万トンと推定されている。こうした現状を受け、ノンピでは約30拠点の社員食堂やカフェで提供される自家焙煎コーヒーから発生するコーヒー粕を活用し、ビーツはオイシックス・ラ・大地の提携農家から仕入れた規格外品を使用している。これにより、食材を無駄にせず、美味しいスイーツを生み出すプロジェクトを立ち上げた。
「チチチチーズケーキ」という名前には、地球(ちきゅう)、知恵(ちえ)、挑戦(ちょうせん)の「チ」が込められており、廃棄される食材を再利用することで地球に優しい取り組みを示している。さらに、素材を無駄にしない工夫や新しい挑戦を通じて、エシカルで記憶に残る商品を提供することを目指している。
このチーズケーキには、濃厚なビーツの風味とコーヒーのほろ苦さが絶妙に調和した2種類が用意されており、どちらも大人の味わいを楽しめる。特に「濃厚ビーツのチーズケーキ」は、ビスケットにコーヒー粕を使用し、見た目にも楽しい深い味わいが特徴である。一方、「ゴロっとビーツのチーズケーキ」は、角切りのビーツが散りばめられ、色合いや食感のアクセントとなっている。
また、使用されるビーツは、北海道江別市で育てられたもので、規格外ながらも甘みと旨みが凝縮されたジューシーな食材である。コーヒー豆は、世界各地から厳選された新しい収穫豆を使用し、SDGsにも配慮した品質管理が行われている。
「チチチチーズケーキ」は、2025年1月19日からオンライン予約が開始され、全国に冷凍配送される。数量限定のため、早めの予約が推奨されている。エシカルで美味しいひとときを楽しむために、ぜひこの機会をお見逃しなく。