大阪の万博記念公園で、2025年に向けた梅の祭典「大阪梅の陣2025」が開催される。2月22日から3月2日までの5日間、自然文化園の水車茶屋前で行われるこのイベントでは、梅酒の試飲や、梅を使ったスイーツの販売が楽しめる。特に注目すべきは、大阪農業園芸・食テクノロジー専門学校の学生たちが創作した梅スイーツや梅パンだ。紀州産南高梅を使用したこれらのスイーツは、梅の新たな魅力を引き出すために工夫を凝らしている。
また、イベント期間中には、チョーヤの梅酒カクテル専門店「The CHOYA 銀座BAR」の人気メニューをアレンジした「利き梅酒キット」が販売される。5種類の梅酒を楽しみながら、梅マイスターが選んだ銘柄を当てるクイズに挑戦でき、正解者には運試しの「蝶矢梅みくじ」が待っている。さらに、2024年に世界一のリキュールとして評価された「The CHOYA AGED 3 YEARS EXTRA FRUIT」も数量限定で販売される。
梅まつりの期間中、特製のテイクアウトドリンクも提供され、寒い中での観梅を温かくサポートしてくれる。梅ドリンクは、甘酸っぱいホットドリンクで、子供たちも楽しめる。
JA紀州とJA紀南が出展するブースでは、厳選した梅干しの食べ比べができるキットも用意される。梅干しと梅酒のペアリングを楽しむことで、梅の多彩な味わいを体験できる。
このイベントは「とどけ、梅のちから。」をスローガンに、梅の持つ新しい可能性を追求し、健康的で楽しい日々を送るための取り組みとして位置づけられている。梅の花が咲き誇る中、梅スイーツや梅酒を味わいながら、春の訪れを感じることができる貴重な機会となるだろう。
万博記念公園の入園には別途料金が必要で、全てのブースでの支払いは現金のみとなっている。梅の魅力を存分に楽しむために、ぜひ足を運んでみてはいかがだろうか。